常田富士男

追悼公演

カンガルー

2/1(Fri),2(Sat),3(Sun)

公演情報 チケット予約

「お前さんは、カンガルーだ」─ 社会が彼をそう決めた。

男は、小さな社会の中で”カンガルー”とされ、不条理に死んでいく。”カンガルー”とは一体なんなのか。男の孤独な死の持つ意味とは。 この劇に登場するのは、誰しもが見覚えのある人たち。彼らが紡ぎ出す喜劇的なやり取りは、条理を外れていながら、どこか見たことがある。 別役実「カンガルー」。 劇に暗喩された、社会、宗教、思想を読み解く不条理喜劇が、いま幕を開ける。

常田富士男追悼公演
「カンガルー」について

あらすじ

おまえさんは、カンガルーだ。

船出をしようと波止場にやってきたひとりの男。 乗船手続きをするために船長とおぼしき老人に声をかけるが、男は"カンガルー"と呼ばれてしまう。 老人は言う。「"カンガルー"は船に乗れないシキタリがある。」 自分は"カンガルー"ではないと男は否定するが、いつのまにか周囲の人間たちも男を"カンガルー"として扱いはじめていく。 途方に暮れる男の元へ、自分も〝同類〟だと告白する娼婦が現れ、男の船出を手助けすることになるが‥。

生演奏で紡ぐ、音と光の物語。 男が導き出したささやかな祈りとは。 人々の孤独と生き様をコミカルに描いた別役実の音楽喜劇。


常田富士男とカンガルー

「むかーし、むかし」の語り口から始まる『まんが日本昔ばなし』の語り手として、長く視聴者に親しまれた常田富士男。 1968年に自身が座長を務めた演劇企画集団66にて、別役実の「カンガルー」を上演。主人公の男を演じる。 同氏との共作語り芝居「ふなや」をはじめ、別役作品の舞台公演を自身のライフワークとした。

2018年7月18日、人生の幕を降ろす。

本公演は常田富士男の孫が、祖父への追悼として、所縁のある出演者をキャストし主催、演出をする。

演劇企画集団66による「カンガルー」から50年の時を経て。


マエ説

広報部による、カンガルーをもっと楽しむための事前情報です。

記事「不条理劇って、どう観るの?」
記事「不条理劇の、不条理な部分」
記事「別役実演劇の事前知識1」
記事「別役実演劇の事前知識2」
記事「別役実演劇の事前知識3」

公演情報

【公演日】
2/1(金) 18:00開場 18:30開演
2/2(土) 13:30開場 14:00開演
2/2(土) 18:00開場 18:30開演
2/3(日) 11:30開場 12:00開演
2/3(日) 16:00開場 16:30開演

【会場】
池袋シアターKASSAI
東京都豊島区東池袋1-45-2

【チケット代】
前売券 3500円(2/1のみ3200円)
当日券 4500円(全日程共通)

【SNS】

チケット予約

- キャスト -

宮口嘉行

市村みさ希

娼婦

石橋知泰

娼婦のヒモ

よこのゆたか

帽子屋

利根川真夏

帽子屋の妻

黒沼伯

黒い帽子の男

劇団民藝

庄司まり

黒い帽子の男の情婦

たかはしゲンキ

子分1

伊藤健太

子分2

タイムリーオフィス

小磯一斉

老人

中元寺隆夢

覆面の歌手

- スタッフ -

劇中歌作曲

中元寺隆夢

黒沼伯

宣伝写真提供

彫刻家 黒沼令

舞台監督

井草佑一

(COMBO×COMBO)

照明プラン

今中一成

照明オペレーター

大島未来

(SHEIK)

音響/主宰助手

堀米つばさ

美術

安田英実

演出助手

東陽介

制作

滝澤由至

広報

林竜太郎

Email


nigayomogi.kikaku@gmail.com